fc2ブログ
03.30
Sat
ささきでございます。
​スニーカーを2年ぶりくらいに買いました。このクッソお金がないときに買ってしまいました。かわいい​​。

勝海麻衣さんの盗作問題。盗作は当然いけないし実際言い逃れのできない盗作でした。
勝海麻衣さんはライブペイントで制作した作品が猫将軍さんの作品に酷似していた、どころか猫将軍さんの作品のコピーを片手に制作していたであろう画像も残っています。勝海麻衣さんは謝罪文を書いてツイッターで発信しましたが「次はご指摘を受けないようにいたします」という実質謝ってない文章でした。

それでも佐々木は思うんですけども、もしプッシュしてくれている企業団体に元絵になった猫将軍さんの作品をそのまま描いてくださいってオーダーされていたとしたら、って。
そうなると勝海麻衣も不幸な人になってしまいます。断ると次のチャンスがなくなるかもしれない。乗っかると盗作になる。そもそもそんなオーダーをされること自体が不服である。でも乗っかるのが無難だって思っちゃう。だって当たり前かのような顔してオーダーしてくるし。でもやっぱり不服である。

元絵のコピーを片手にライブペイントなんかしていたのは「私が描いているのは自分の絵じゃない!」っていう主張なのかもしれないし、謝罪文も「私が進んで盗作したわけじゃない!盗作をさせたヤツがいるから私は悪くない!」っていう気持ちがあったから変な文章になっちゃってる。
いや謝罪文は本当は変な文章じゃないのかもしれないとも思う。あの文章が猫将軍さんや僕たち部外者に向けたものではなくてオーダーしてきた企業さんに向けたものだったらちょっと納得がいく。気がする。

僕たちはどこまでいってと弱い立場です。オーダーされたものを不服だからと蹴り続けたら次はもうありません。
でも不服とするオーダーを受け入れることは自分で自分が今まで積み上げてきたものを否定することみたいに感じてしまって辛くなります。
自分を守るためにはまず自立独立できていないといつまでも誰かに自分の首根っこを掴まれている状態です。
僕もいつまで自由にできるのかこのニュースを見て戦々恐々としてしまいました。
20190330094614e51.jpeg
スポンサーサイト




comment 1 trackback 0
トラックバックURL
http://kumori22.blog.fc2.com/tb.php/76-8b4bec3b
トラックバック
コメント
スポーツ選手に限らず、デザイナー、イラストレーターの世界にも、こういった事象は起こりうるという事を衆目に晒した一件ですね。

特に今回の場合、当事者がなにかと話題に挙がっているコマーシャル性の高い作家さんであり、バックアップ企業も黒い噂の絶えないトコ。

多くの作家さんは、オーダーを受けるか断るかが今後の死活を分ける事になるケースが殆どなんでしょうね。
バックアップ企業からの無茶ぶりから、作家個人を守るような公正な組合みたいなのがあるといいんでしょうが、それはそれで間にワンクッション置く分、ピンハネが発生してしまい作家個人には痛手ですし…

結局は、契約の際に作家個人が契約内容の隅々を網羅して『ここまではやるけどこの一線は越えないよ』を明確にする他ないんでしょうかね。
カワチ画材にて通りすがり… | 2019.04.08 08:21 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top